朝ラーという文化

2018.1.10

みなさん、こんにちは!
今や国民食と言ったらラーメンですが、朝からラーメンを食べようと思いますか?
今回はそういった文化をご紹介したいと思います。
静岡県の藤枝市を中心に、焼津市、島田市、通称「志太地域」で見られる戦前からの食文化。
どうして朝ラーメンを食べるのかというのは、
それは、藤枝がお茶の産地であることに関係しています。

お茶の取引は、まだ夜も明けぬ午前3~4時頃からはじまり早朝6時すぎには終わります。それに合わせてラーメン屋さんの開店時間も早くなっていった、というのが朝ラーの起原だそう。地域の特色から生まれた食文化…それが朝ラーなのです!

お茶関係の方々に関わらず、近年ではサラリーマンの方々も夜勤帰りに食べたり、朝食として食べてから会社へ出勤する、というスタイルも定着してきたとか。まさに文化として根付いているわけです。

写真は元祖朝ラーで有名なマルナカというお店です。
常に満員で、中華そば系と冷やしラーメンが有名です。
ちょっと少なめなので、2杯食べるということもざらです。

なかなか馴染みがないですが、静岡を訪れた際はぜひ!
ではでは。

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